ネットを使って空間認識力を高める

ネットは障害物と思うな

試合をするとき相手のコートを意識してプレーする人が多いのではないのでしょうか？

コートのスペースを意識しすぎるため、ネットの存在が希薄になっている人が多いです。

多くのプレイヤーはネットはミスを発生させる障害物という認識でしょう。

しかしネットを指標に活用すればミスショットを激減させることができます。ネットの領域は３つに分けるといいです。

①Ａ領域　ネット上１０から３０㎝
②Ｂ領域　ネット上から３０から６０㎝
③C領域　ネット上から６０から９０㎝

A領域はフラット、アンダースピン、ファーストサーブに適応。Ｂ領域はナチュラルスピン。セカンドサーブに適応。Ｃ領域はヘビートップスピンに適応されます。

普段からこの領域をイメージしましょう。これをイメージトレーニングに加えて最低３週間は練習を積み重ねましょう。ただ実際の試合ではこのことは忘れましょう。顕在意識が働いているときの動作は完成されたプログラムではありません。反復練習を積み重ねることで顕在意識から潜在意識にプログラムが移動して初めて会得したことになります。